経堂系グルメVol.4
ゆとりの時間にトリップ。台湾茶藝館
「月和茶」

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手作りの店内は台湾の民家を思わせる温かい雰囲気。 |
日本人が銭湯に行く時道具を風呂桶にいれて抱えて行くように、台湾の公園や広場では「お茶セット」を小脇に抱えて老人たちが集まってきては、井戸端会議のようにしてお茶とおしゃべりを楽しむ姿があちこちで見られるそうだ。
「子供の頃、お寺でそうやって大人たちが楽しんでいるお茶をよくもらって飲んでましたよ。」と懐かしそうに語るのは、農大通りを歩いて5分のところにある台湾茶藝館「月和茶(ユエフウチャ)」のオーナー楊明龍(ヨウ メイリュウ)さん。
生活の中に「お茶」というものが溶け込んでいる台湾では、台湾茶に親しむスペース、日本でいう喫茶店のような「茶藝館」が多く存在するが、そんな台湾ならではのゆったりとした空間を再現しているのがこのお店。
オープンして5年目。仕事が忙しくて一人でちょっと頭を休めたい時や、たまの休みに夫婦でのんびりしたい時など、学生から家族連れ、若い女性や中年の夫婦まで、さまざまな年代から「リラックスできるスペース」として親しまれている。レトロな木目調の家具や、少し落とした柔らかい明かりの配置など、台湾の古い民家を思わせる店内は、楊さんが自らデザインし手作りしたもの。その温かい雰囲気の中でいただくお茶は一体どんな味だろう。
「お茶の作法なんて堅っくるしいのは、あんまり好きじゃない。とにかくお茶を自分流においしく飲んでももらえればいいんです。」と楊さん。台湾の友人の茶畑から仕入れているという茶葉は、緑茶、花茶、烏龍茶、健康茶など全部で20数種類。茶壺や茶海、聞香杯、茶杯などお盆にのせられたいくつかの茶器に最初は戸惑う人もいるようだが、一度やり方を教わればその「作業」の楽しさにハマってしまう人も多いだろう。
台湾流にお茶うけとして添えられる陳皮やクコの実、マンゴーなどのドライフルーツもほのかな甘みが口の中に広がり美味。当初ドライフルーツの販売は考えていなかったものの、今では茶葉と同様お土産に大人気の商品だ。また、お茶以外にも点心や炒め物、煮込みなどの台湾家庭料理、タピオカやココナッツを使ったスイーツなどにも定評があり、グルメな経堂の人々の胃袋を満足させてくれること間違いなし。
月に一度開かれるという二胡の演奏会や、手作りのアクセサリーや染め物の展示、販売など、アーティストたちにもオープンなスペースとして場所を提供している。日本に来て15年という優しく丁寧な語り口の楊さんとのおしゃべりは、お茶の香りや味わいと同様、じんわりと体にしみ込んでいくような、心地よい余裕の時間だった。(文・SAK)
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| ほのかにミルクの香りがする「金萱茶(ジンシュエンチャ)|¥700 | お茶を飲みながらのカウンター越しのおしゃべりは和みの極地。 |
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| 台湾の家庭料理も優しい味わい。「台湾魯肉飯(タイワンルウロウファン)」(肉煮込みかけご飯 煮玉子付き)850円 |
「月和茶(ユエフウチャ)」
世田谷区経堂1-4-10 相原ビル2F
TEL:03-3706-1039
営業時間 11:30~22:00 (LO 21:30) 無休
- ほんわかラテンなイタリア食堂「レプロット」
- 美食&健康 本場インドカレー「ガラムマサラ」
- 大阪人も感涙の本場・お好み焼き「ぼんち」
- 手づくりライヴとご飯のアート系カフェ「マレット」
- 旬の料理と粋な会話はずむ賑わい居酒屋「らかん亭」
- 経堂が誇る"手打ちうどん"の名店「花坊」
- 新鮮なお肉とヘルシーな野菜「定司」
- 気軽に入れるいい感じの居酒屋「大根屋」
- 本格中華がお手頃&家庭的な雰囲気で「華味屋」
- こだわり素材の麺・酒・肴「季織亭」
- 宮古の風薫る美味悠々Bar「バンチキロウ」
- "ゆるウマ"脱力系ダイニング・バー「太田尻家」
- すずらん通りの大人の隠れ家「灯串坊」
- 東京にも広島の味がある「八昌」
- 味よし人よし雰囲気よしの赤提灯「太郎」
- 自称あやしい系の釜飯&焼鳥「鳥へい」
- ゆとりの時間にトリップ。台湾茶藝館「月和茶」
- 本町通りの隠れ家的ビストロ「Luge」
- アートでほっと一息つける場所「ロバロバカフェ」
- 下町の賑わい所「からから亭」






