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経堂のチャーハン その1

あまりにも多様な方向に進化する経堂のチャーハン

あのチャールズ・ダーウィンは、ビーグル号で訪れたガラパゴス諸島で、同じ種類の鳥(フィンチ=ヒワの仲間)なのに、棲息する場所や環境の違いによって、クチバシなどの身体的特徴に差異が生じているをという現象を観察したところから進化論を発想したと言われています。

経堂には、同じ1つの料理なのに、お店の場所や客層その他の環境によって、まったく異なる進化を遂げている料理があります。

その代表が”チャーハン”です。

漢字で書くと”炒飯”。つまりは、飯を具と一緒に炒めるだけのシンプルな料理。にも関わらず、チャーハンは、Aという店とBという店では、味も風味も色も歯ごたえも、まったく異なっているのです。

今回の特集は、多様性という意味では、ガラパゴス諸島のフィンチに勝るとも劣らない経堂のチャーハン。経堂のチャーハンには、進化の秘密が隠されているかも知れないのです(嘘)。

まず最初に紹介したいのは、経堂西通りの北側、カフェ・マレットの西隣のビルの地下、呑み食い屋「蓮」さんです。新鮮な素材の味を大切に仕上げた料理と厳選されたお酒を楽しめる隠れ家的なお店です。

ここには「たこ飯」という炒め飯の逸品があります。


その正体は、新鮮なタコを具にさらっと仕上げたガーリック・チャーハン。鷹の爪もピリリときいて、お米のペペロンチーノとでもいうようなシンプルさが癖になる味わいです。

「蓮」は、カウンター、テーブル,小さな個室のお座敷があり、1人でも数名でも、
その時々に応じた呑み食いが楽しめるお店です。奥さまが鹿児島出身で、芋焼酎は、本場の黒じょか(黒ぢょか)で飲むことができます。
※黒じょか(黒ぢょか)=鹿児島特有の芋焼酎を直火にかけて燗できる焼き物のこと。

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