人がいる、人がつながる、長屋のような経堂の街がある

2018.10.17

店や街の文化も発酵なのかも知れないと。

編集長のゆるり経堂日記

蔵付きの麹菌が酒や味噌や醤油を醸すように、
さばのゆの空間にも文化を醸す店付きの菌がいるような気がして数年。
蔵の麹菌が〈納豆〉を嫌うように、さばのゆの文化を醸す菌は、
〈デリカシーのない言動〉を嫌うこともわかってきた。
反対に〈優しい思いやりのある言動〉は大好きで、そういう時は醸す醸す。

有り難いことに、この秋も、
さばのゆの出会いから〈本〉や〈しごと〉や〈プロジェクト〉が生まれている。
というわけで、月に15日は、
女性ひとりでも安心してホロ酔える文化酒場を二時間半かき混ぜます。
それにしても、発酵デザイナー小倉ヒラクさんの『発酵文化人類学』オモシロ過ぎ。

経堂は「もやしもん」の街でもありました。

いいカフェ、いい酒場、いい小売店、いい街にも、
それぞれの文化や雰囲気を醸す菌がいるような気がしてならない。

須田泰成

須田泰成

コメディライター/プロデューサー/著述家/クリエーティブディレクター。2000年、伝説の地域寄席・経堂落語会の代表世話人を勤めた故・栃木要三氏のラーメンからから亭の経営不振を立て直すため、個人飲食店を応援する経堂系ドットコムをスタート。2009年さばのゆオープン、落語、トーク、全国の地域イベント等で知られるように。東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。工場再建のきっかけとなるなど、ソーシャルな活動も多い。本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など。
最新刊は、木の屋石巻水産の復興ノンフィクション本『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)
Twitter:@yasunarisuda
facebook:https://www.facebook.com/yasunarisuda

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