人がいる、人がつながる、長屋のような経堂の街がある

2019.12.2

7年ぶりに経堂すずらん通り中華・源来軒。

経堂グルメ&カルチャー

7年ぶりに経堂すずらん通り中華・源来軒。

80オーバーかなという感じの
無口なマスターは実は先日閉店した
中華・光陽楼のマスターと似ている。
ひょっとして兄弟かもと長年思っているが、
聞かないでおこう。
酢豚や唐揚げなどの単品メニューの上には
大きく「✖️」が書かれ、
麺類のなかで何故か上海焼きそばだけ「✖️」。
炒飯類はあり、先客の職人さんが、
カレー炒飯の大盛りを注文していたけど、
中華鍋を振る背中は軽快でした。
おかみさんがそーっと熱いお茶を出してくれる。

そんなお店でもあります。

あっさり醤油味のラーメンで身体あたたまる。

ちなみに肉が詰まった大きな餃子。

昔ながらの炒飯。これで半チャン。

昭和40年代〜50年代スタイルの二軒長屋。
昔は通りの中でもモダンだったと思われます。

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須田泰成

コメディライター/プロデューサー/著述家/クリエーティブディレクター。2000年、伝説の地域寄席・経堂落語会の代表世話人を勤めた故・栃木要三氏のラーメンからから亭の経営不振を立て直すため、個人飲食店を応援する経堂系ドットコムをスタート。2009年さばのゆオープン、落語、トーク、全国の地域イベント等で知られるように。東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。工場再建のきっかけとなるなど、ソーシャルな活動も多い。本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など。
最新刊は、木の屋石巻水産の復興ノンフィクション本『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)
Twitter:@yasunarisuda
facebook:https://www.facebook.com/yasunarisuda

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