人がいる、人がつながる、長屋のような経堂の街がある

2019.1.18

経堂大学(2019年1月〜2月)講義の記録

経堂大学

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◎1月10日(木)
「西樹さんに聞く〈街のニュースを発信する楽しさ+いま気になっていること〉の話」
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会21時半まで。

☆西樹(Tateki Nishi)先生
みんなの経済新聞ネットワーク代表/シブヤ経済新聞編集長

兵庫県尼崎市出身。青山学院大学経済学部卒業後、大手PR会社に入社。1988年、花形商品研究所を設立。企業や新商品・サービスのコミュニケーション領域の立案・実施運営を多数手掛ける。2000年4月、広域渋谷圏のビジネス&カルチャーニュースを配信する情報サイト「シブヤ経済新聞」を開設。以後、「みんなの経済新聞ネットワーク」として海外都市を含む120エリア以上で各地のパートナーと展開中。JFNのラジオ番組「日本カワイイ計画。with みんなの経済新聞」コメンテーター。

〈講義内容〉
国内だけでなく欧米、アジアの大都市、
万博が開かれるドバイにも
ネットワークが広がっている
みんなの経済新聞 since 2000 の代表
西樹さんのお話が、おもしろかったー!
コミュニティづくりは、
何といっても日々の積み重ね。
いろいろ面倒なこともありながら、
その毎日を楽しみながら続けること。
写真は、打ち上げのお隣きはちさんにて。
笑いの絶えない時間でした。
初対面の方同士も盛り上がってうれしい。
いつか西さんの本を読んでみたいと思いました。

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◎1月11日(金)
「神田桂一さんに聞く〈いまを書くこと、いまを生きること〉の話」
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会21時半まで。

☆神田桂一(Keiichi Kanda)先生
 フリーライター・編集者。

1978年生まれ。大阪出身。関西学院大学法学部卒。
一般企業に勤めたのち、光文社『FLASH』編集部の記者に。
その後、ドワンゴ『ニコニコニュース』編集部で編集記者などを経てフリー。
『POPEYE』『ケトル』『スペクテイター』『クイックジャパン』『BRUTUS』などカルチャー誌を中心に活動中。
また下北沢の書店「B&B」のイベントブッキングも手がける。その他マンガのリサーチ、
映画の劇中小説の執筆、ゴーストライターなど、節操なくやっていていいのだろうか。
初めて出した本『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(宝島社・菊池良と共著)が累計17万部のヒットとなる。

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◎1月16日(水)
「中川めぐみさんに聞く〈釣りを通して日本の魅力を発見・発信する〉活動の話」
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会21時半まで。

☆中川めぐみ(釣りアンバサダー 兼 ツッテ編集長)

1982年富山県生まれ。グリー・電通で新規事業の立ち上げ、ビズリーチで広報などに関わる。
その間に趣味ではじめた釣りの魅力に取り付かれ「釣り × 地域活性」事業で独立。
釣りを通して日本全国の食、景観、人、文化など地域の魅力を発見・発信することを目指す。
現在は「ビギナーにオススメの釣りプラン」を1年間で100個発掘し、
その体験記を届けるwebメディア「ツッテ」を運営。
9月からは熱海で「ツッテ熱海」(観光客が釣った魚を地域クーポンで買取る取り組み)を開始。

〈講義内容〉
中川めぐみさんの講義は、
こんな方法があったのか!と、
目からウロコが釣りだけに落ちまくり。
終了後もアイデアが出まくる酔い時間でした。
打ち上げは釣り師の大将・春さんのらかん茶屋さんへ。

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◎1月17日(木)
「青山志穂さんに聞く〈塩の楽しみ方、生産者さんの魅力〉の話」
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会21時半まで。

☆青山志穂(Shiho Aoyama)
一般社団法人日本ソルトコーディネーター協会 代表理事
株式会社パラダイスプラン 執行役員(非常勤)
中小企業庁ミラサポ認定専門家
沖縄県商工会連合会認定エキスパート

昭和52年(1977年)生まれ、東京都中央区出身。沖縄県在住10年目。
料理好きの母の下、幼少の頃から様々な国の料理を食べて育ち、
食べるの大好き!な食いしん坊に育つ。
大学時代に上海の復旦大学に交換留学で渡り、
中華料理を存分に堪能しながら中国語を学ぶ。
慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、カゴメ株式会社に入社。
営業や、トマト製品およびパスタソースのマーケティング・商品開発に携わる。
2007年に退社し、沖縄に移住。
2008年に沖縄の塩の専門店「塩屋」入社。
数年をかけて日本初のソルトソムリエ制度(社内資格制度)を立ち上げる。
教本づくりや社内資格制度の運営体制の設立のほか、
スタッフトレーニングや人材採用・育成、商品開発、広告宣伝の責任者を務める。
2012年に、一般社団法人日本ソルトコーディネーター協会を設立し、独立。
現在は、全国各地を飛び回りながら、
講演活動やメディア出演など、塩の魅力を広く伝えている。
代表著作に「日本と世界の塩の図鑑」(あさ出版)、
「塩図鑑」(東京書籍)、「琉球塩手帖」(ボーダーインク)
塩の楽しみ方はもちろん、魅力あふれる生産者さんたちのことを
もっと多くの人に知ってほしいという気持ちが私のガソリンとなり、あちこち動き回っています。

〈講義内容〉
青山志穂さんの〈塩〉の話。
塩の基本や歴史から、産業のない過疎の離島が
4億円の塩ビジネスが育ち救われた実話に全員がグッときた。
講義の後は、いつもの塩酒場。



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◎1月22日(火)
「小林泰三さんに聞く〈デジタルで古の美術に向き合う醍醐味〉の話」
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会21時半まで。

☆小林泰三(Taizo Kobayashi)先生
デジタル復元師 彩色家

1966年5月24日。東京都杉並区生まれ。
大学卒業時に学芸員の資格を取得。
大手印刷会社で美術のハイビジョン番組を手がけ、
美術の知識と美術業界のノウハウを駆使して、
美術品のデジタル復元を手掛ける先駆けとして高く評価され、
ハイビジョンアワード、マルチメディアグランプリ、
ユネスコシネマフェスティバル等で数々の受賞。
04年に小林美術科学を設立し、本格的にデジタル復元の活動を開始。
テレビでは NHK「国宝探訪」「日曜美術館」「NHK 特集」「歴史秘話ヒストリア」、
TBS 特番「教科書にのせたい!」など数多く出演。
WOWOWでは「美術のゲノム」(現在シリ ーズ7)の企画、解説役としても出演。
著書に光文社新書「日本の国宝、最初はこんな色だった」
双葉社スーパームック「国宝 よみがえる色彩」
PHP 新書「後白河上皇『絵巻物』の力で武士に勝った帝」
光文社新書 「誤解だらけの日本美術」がある。
16 年より新しい日本美術鑑賞法「賞道」を提唱し、
神楽サロンや ATOM CS TOWER、
COREDO 室町3「橋楽亭」などでワークショップを展開。
そのほか、中日文化センター、
港区築地社会教育会館から企業団体主催や小学校からカフェに至るまで、
講演活動も幅広く活動している。
近年、浮世絵版画の版木のデータベース化、
安土桃山時代から江戸初期の着物復元も手掛け、
現場の職人と連携した美術ビジネスにおけるソリューション事業にも力を注いでいる。
14年5月、朝日新聞「beフロントランナー」に掲載。

〈講義内容〉
小林泰三さんの講義のあと、らかん茶屋さん。
約10名が流れて、なかには、
「経堂に引っ越したい」という人も。
復元の現場のNスペもビックリの内容堪能しました。
ピクニックというキーワードにもビックリ!

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◎1月24日(木)  

◎1月24日(木)  経堂大学
「山根かおりさんに聞く〈広島学〜広島のお菓子について〜〉の話」
原爆投下から復興した街。市民球団のある街。食や芸能などの文化を誇る街。
広島の魅力とその背景を知るシリーズ。
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会21時半まで。

☆山根かおり先生

広島市役所職員/ひろしまエヴァンジェリストとして主に東京で活動中。
広島県広島市出身。
観光部門とシティセールス担当だったことから、
広島市の魅力発信について興味を持ち、東京と広島を繋げることの面白さに気づく。
「広島の人にひろしまを認めてもらう」ことが目標。
ボランティア活動である「ひろしまエヴァンジェリスト」の肩書きで講演、イベント企画などを実施。
この活動を通じ、ヒトとモノを広島に繋げ、ひろしまファンを増やすべく活動を続けている。

〈講義内容〉
今宵もNスペレベルの経堂大学。
原爆で壊滅した広島の人たちに
甘いものを食べてもらいたい。
和菓子産業復興のために立ち上がり、
グラニュー糖を送り続けたのは、
広島から移民したハワイの日系人たちだった。
親鸞聖人ゆかりの精進料理も。
ゆるくて深い夜でした。
山根さんありがとうございました!

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◎1月30日(水)
「前田るりさんに聞く〈世の中を動かすネーミング開発〉の話」
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会21時半まで。

☆前田るり(Ruri Maeda)先生
 フリーランス クリエイター

農業から最先端の医療やAI技術まで、業界業種を問わず、
社名、商品ブランド名など、商標登録を前提とした、ネーミングの開発を手がける。
◯主なネーミング開発実績
「ALFRESA アルフレッサホールディングス株式会社」東証一部 医薬品卸
「METAWATER メタウォーター株式会社」東証一部 水環境システム
「きらやか銀行」東証二部 山形地銀
「MIRAIO ミライオ」法律事務所
「RETISSA レティッサ」QDレーザ株式会社 網膜走査型レーザアイウェア
「ひびみっけ」富士フイルム 社会インフラ支援サービス
「とれたんと」JA十勝清水町 野菜シリーズ
「とかち桃花豚」青木ピッグファーム SPF豚
他多数
◯略歴
成城学園初等学校卒業。東京大学経済学部経営学科卒業後、三井物産株式会社に入社。
在職中に多摩美術大学造形表現学部デザイン学科三年に合格、社会人学生として編入。
三井物産を退職後、CI/ブランドデザイン専門会社にプランナーとして転職。
その後、フリーランスのクリエイターに。
ネーミングの開発のほか、趣味のマスキングテープ集めが講じて作品づくり、
展示、ワークショップを随時開催。マスキングテープを通して、
ものづくりの楽しさを伝える活動も行なっている。
◯ JAPAN MENSA会員

〈講義内容〉
今宵さばのゆ前田るりさんのネーミングの話。
名づけるということの奇跡。
深くて、楽しくて、フリーランスということの参考になって、
そして、打ち上げの〈きはち〉さん。
とかち桃花豚の豚バラ、十勝若牛のサガリがたまらない夜。
帯広に飲みに行こうかという話になりました。

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◎2月1日(金)  経堂大学 
「小高朋子さんに聴く、〈おいしいものだけを売る・奇跡のスーパーまるおか〉の話など」
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会21時半まで。

☆小高朋子(KOTAKA TOMOKO)先生
フリーランス 旅食ライター・カメラマン

1982年 神奈川県生まれ。
文化服装学院卒業後、約8年間アパレル業界に従事。
販売、企画、生産、教育、セレクトショップの立ち上げなどに携るも大量生産・大量消費の現場に疑問を抱き退職。
映像製作会社にて約1年間、地域活性化・復興支援メディア事業に関わる。
その後、持続可能なモノづくりの可能性を求めて各地を巡るうち、地域の食文化や人、農業、工芸品、産業などの魅力を知る。
2014年、その魅力を伝えるためフリーランスライターとして活動を始める。旅と、おいしい食べものと、日本酒が何よりも好き。
農業人材育成プラットフォーム「オンラインアグリビジネススクール」教材ムービー等の制作。企業パンフレットやウェブサイトのライティング・撮影ほか。「商業界」「Aguri Journal」などにて執筆。
2018年、商業界より出版の「おいしいものだけを売る・奇跡のスーパー「まるおか」の流儀」執筆を担当。
現在、サンケイリビング新聞社、毎日新聞経済プレミアにて連載中。

〈講義内容〉

群馬県高崎市にある奇跡のスーパー「まるおか」の話をまとめた
『おいしいものだけを売る-奇跡のスーパー「まるおか」の流儀』(商業界)執筆された小高朋子さんのお話。
めちゃくちゃ面白かった。
巨大なイオンモールの真ん前のたった145坪。
丸岡社長が長い時間をかけて生産者さんと培った信頼関係で並ぶ「おいしい」品ばかり。
しかし、社長が苦労して仕入れに成功した品も、売れるまでに数年を有したりの苦労の連続。
奇跡のスーパーは、長い年月に渡る日々の積み重ねの結果、カタチになったものだった。
店のあちこちに食と栄養、そして人生の豊かさについての手書き(筆文字)のメッセージ。
「食べものは安さ便利さだけでは選ばない」
食べることは、血をつくり身体をつくること。
商品の魅力を明快に語るPOP。
商品の値段の意味を説明するPOP。
催事や販売イベントで訪れた生産者さんたちが一様に驚くのは、
店の仕組みや品揃えだけではなく、普通に来店するお客さんたちのレベルの高さ。
食に対する関心が高く、知識と理解が広く深い。
そんな常連客がおそらく数千人単位で存在して、「スーパーまるおか」を支えているのだ。
一時間以上かけて来店する方も少なくないという。
そんな「スーパーまるおか」の定休日は、日曜日。
スタッフ全員が家族と過ごす時間を大切にできるようにという配慮から。
離職率は低く、長年勤める社員さん、パートさんたちが豊富な知識で接客をして、
顔なじみのお客さんの好きな商品の話などを笑顔で語りかける。
経堂の商店街の個人店の参考になる話も書ききれないほど。
そして、先生をまじえての打ち上げは「きはち」さんへ。
缶詰博士・黒川さんも合流して、なんとも酔い夜となりました。
小高さんも「きはち」ファンになっていただけたようで、うれしい限りです。

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◎2月2日(土)  経堂大学 
「野口圭吾さんに聞く、脱サラしてイチゴの神様になる話」
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会21時半まで。

☆野口圭吾(Keigo Noguchi)先生

栃木県宇都宮市にあるイチゴ農園「ハート&ベリー苺」。
オーナーの野口圭吾さんは、
国内のトップパティシエに「イチゴの神様」と呼ばれる存在。
しかし、その道のりは平坦ではなかった。野口さんのリアルストーリーを聞く。

野口さんの記事(by須田泰成)は、こちら。

(野口さんから)
「私は非農家出身で、小さい頃からのあこがれである農業をするために、平成11年に東京から脱サラして栃木県宇都宮市にやってきました。実際の農業の現場を見て、多量の農薬の使用や強い薬品での土壌消毒、流通を優先した早採りの規格等に違和感を覚え、消費者の立場に立った安心・安全・高品質の苺を目指して、栽培方法や肥料等を工夫し、デパート、高級スーパーやホテル、レストラン等へ直販してきましたが、この度、トマト栽培も手掛け、自社で生産する苺、トマトを中心とした直売所「赤の宝石」も開設しました。
ハート&ベリーでは、未来を担う子供たちに安心して食べてもらえる、安全でしかも美味しい高品質な苺・トマトの生産を目指します。土壌消毒には太陽の熱を利用して殺菌する太陽熱消毒で化学農薬は使用しません。また、殺菌力を持つ電解水や天敵農薬を導入し、減農薬に努めています。」

〈講義内容〉


昨夜の経堂大学。
イチゴの神様・野口圭吾さんの講義も素晴らしかった。
小学生の時に憧れた農業への夢を
大人になってからも忘れられず、
高収入の暮らしを捨てて脱サラ、
栃木県に新規就農後、
様々な挫折、紆余曲折を経て、
一流のパティシエたちにイチゴの神様と
呼ばれるようになった実話をたっぷりと。
志の高い仕事の難しさと
達成した時の喜ぶも伝わってきて、
野口さんの今後がますます楽しみになってきました。
一昨日のスーパーまるおかさんもそうでしたが、
奇跡とも思えるビジネスモデルは、
「生産者ー売り手(目利き)ー買い手」という人の輪の〈生態系〉が豊かだと感じました。
「安くはないけど、価値のわかる常連さんに支えられている」
そこは、街の個人店にも共通するところだと。
打ち上げは、きはちさんへ。
経堂の街も盛り上げていただき缶謝です。
野口さんについて、詳しくはこちらの記事を

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◎2月6日(水)  経堂大学
「古川一郎先生の新刊『マーケティング・リサーチのわな』(有斐閣)発売記念。
 〈選択のトラップ〉とは何か?」
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会21時半まで。

☆古川一郎(Ichiro Furukawa)先生

日本マーケティング学会代表就任予定の古川一郎先生が一橋大学での
長年の研究の一部をもとに上梓された『マーケティング・リサーチのわな』(有斐閣)。
出版記念を兼ねての経堂大学です。
実は、拙著『蘇るサバ缶』(廣済堂出版)に書いた木の屋さんと経堂の出来事も
「新たな価値共創」の事例として触れてくださっています。
詳細は、近くアップいたします。
(略歴)
1956年東京生まれ東京育ちの62歳。さばのゆ歴8年。
開成学園、東京大学経済学部卒業後、1979年に東京銀行に就職。
ピカピカのポーラビルの渋谷支店に勤務し23歳で結婚するも家業の都合で退社、
家業も大変そうだったので東大の大学院へ一時退避。
おかげで、金融機関の大変動期を横目で見ながら、
1988年東北大学助教授に就任、大阪大学助教授、
一橋大学教授を経て、2018年より初私学の武蔵野大学に移動。
現在、混迷を極める。さらに、4月から、新設の経営学部学部長、
日本マーケティング学会会長に就任予定で抱腹絶倒へ。
胡蝶の夢をモットーにボ~と生きるのが好きだが、
還暦過ぎてから少しテンパって来たかも。

(著書)
『マーケティング・リサーチのわな』有斐閣、2018年
『地域活性化のマーケティング』有斐閣、編著、2011年
『「B級グルメ」の地域ブランド戦略』新評論 共編著 2008年
『反経営学の経営』東洋経済新報社 常盤・片平と共著 2007年
『マーケティング・サイエンス入門』有斐閣 守口・阿部と共著 2003年
『超顧客主義』東洋経済新報社 片平・阿部と共著 2003年
『デジタル・ライフ革命』東洋経済新報社 編著、2001年
『出会いの場の構想力』有斐閣 1999年
『マーケティング・リサーチのわな』有斐閣、2018年
『地域活性化のマーケティング』有斐閣、編著、2011年
『「B級グルメ」の地域ブランド戦略』新評論 共編著 2008年
『反経営学の経営』東洋経済新報社 共著 2007年
『マーケティング・サイエンス入門』有斐閣 共著 2003年
『超顧客主義』東洋経済新報社 共著 2003年
『デジタル・ライフ革命』東洋経済新報社 編著 2001年
『出会いの場の構想力』有斐閣 1999年
など、多数。

〈講義内容〉
今宵さばのゆ経堂大学
「古川一郎先生の新刊『マーケティング・リサーチのわな』(有斐閣)発売記念。〈選択のトラップ〉とは何か?」
めちゃくちゃ刺激的で、そして面白かった。





マーケティングを深く考えるほど、
人間とは何か?社会とは経済とは何か?
未知の領域や新たな課題が浮かび上がる。
「人間は予想通り不合理」な存在であり、
人間は人間のことを本当にわかってない。
しかし、思考を止めずに巡らせ、行動することで
新たな価値や楽しさが生まれる。
これからの時代は、ものからことへ、
人と人とがつながり共に創ることの重要性も。
様々な企業、職業、地域の方が来られていましたが、
さばのゆも多大なヒントと、
そして、このまま小さなことを積み重ね
熟成していけば良いという勇気もいただいた気がします。
講義後の親睦会は、らかん茶屋さんへ。
鶏と野菜、キノコたっぷりの鍋が出て、
酒は神渡たくさん飲んで、
お代は一人2000円ポッキリ。
経堂どんどんじわじわ面白くなっていく。

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◎2月15日(金/菌曜日)
「おのみささんに聞くわたしのペットは微生物 〜ペットのように菌を育てる〜」
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会

☆おのみさ(Misa Ono)先生

イラストレーター/麴料理研究家。
味噌づくりをきっかけに麴菌のおもしろさに目覚め、
2010年に『からだに「いいこと」たくさん 麹のレシピ』(池田書店)を発刊。
その他、麴関係の本を5冊発刊している。
最近は麹菌だけではなく、乳酸菌、酵母菌、酢酸菌なども愛してしまっている。

〈講義内容〉
おのみささんの菌の話がとても良かった。
おのさんが「私のペット」と呼び、
日々をともに暮らす麹菌や乳酸菌。
主に乳酸菌の話をザワークラウトや水キムチなど、
具体的な美味しい(ここ大事w)を挙げながら、
可愛いイラストと写真を映しながら、
わかりやすく語ってくださいました。

終了後の親睦会に経堂らかん茶屋さんから
プリップリの広島牡蠣が登場。
それをなんと、日本バーベキュー協会の
下城会長が焼いてくださるというラッキー。

それだけではなく、
カウンターの会話の流れで、
来月3月11日に下城会長が
新しいバーベキュー学の講義をしてくださることに!
さばのゆカウンターにも楽しい文化の菌が棲んでいると確信した夜でした。

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◎2月17日(日)  経堂大学 
「高泉淳子さんに聞く演じる楽しさとカメレオン変身術ー自分の中から自分を作りだす方法ー」

講義スタート 15時〜(開場14時半) 終演後 懇親会
チャージ2000円(おツマミ付き)+ドリンクキャッシュオン 
予約:sabanoyu@gmail.com 
(イベントタイトル/日付/連絡先/氏名/人数を明記してください)

☆高泉淳子(Atsuko Takaizumi)先生

役者、劇作家、演出家。
早稲田大学卒業後1983年に劇団「遊◉機械/全自動シアター」を結成。少年少女から
老人まで様々な人物を演じ人気を得る。中でも少年役の「山田のぼる」はブームを呼び、
1993年「ポンキッキーズ」で生放送の司会役を務め、旋風を巻き起こした。
舞台の本も手がけ、時間、記憶、家族をテーマにした、『大人の寓話』には、定評がある。
レストランの話を舞台にしてジャズの生演奏と伴に繰り広げる『ア・ラ・カルト』は、1989年から
上演され大ロングランとなり昨年30周年を迎えた。
2004年村上春樹の短編を舞台化した『エレファント・バニッシュ』のニューヨーク、パリ、ロンドン
公演で世界的評価を得る。2009年由紀さおり40周年のステージを構成演出、音楽界でも
話題になる。2013年2月パルコ40周年三谷幸喜書き下ろし『ホロビッツとの対話』で渡部謙と共演。
ホロヴィッツの妻役ワンダを演じ高く評価され、読売演劇大賞優秀女優賞受賞。
1991年「ラ・ヴィータ」で文化庁芸術祭賞受賞。
2009年「アラカルト」でスポニチ芸術優秀賞受賞。
著書に、『昭和演劇大全集』、『高泉淳子仕事録』、『アンゴスチュラビターズな君へ』、『ラ・ヴィータ』、『メランコリーベイビー』、等がある。

〈講義内容〉
「演技という表現を楽しむことは一部の人だけのものではない。
誰でも自由に平等に参加できて、しっかりしたメソッドで教われば、
のびのび楽しめてスクスクと上手くなるもの」

そんなメッセージに満ちた昨日の高泉淳子さんによる
経堂大学の演技論講義のラストは、傍らで見ていた私も鳥肌がたった。

まったく演技経験のない人たちが、
あれよあれよと2、30分という短い時間のワークショップを通じて、
実に雰囲気があり、自分という存在を台詞を通じて、
周りの人たちに伝える優れた役者に変身したからだ。
これには驚いた。

自分自身の変化に戸惑いながら感動して、瞳をうるうるさせていた人もいた。
なにかと制約のある日々の暮らしの中で知らずにまとっている殻を破った瞬間を見た。
演技というのは人間を解放するものだとリアルに感じた。
講義後の親睦会@さばのゆ、打ち上げのきはちさんも皆さん会話が弾み、
いろんなヨコのつながりも生まれたようだった。


山梨や愛知、遠方から来られた方も。

きはちさんのカウンターでは、
参加者から「経堂に引っ越したい」という移住相談まで。
新しい可能性を感じた一日でした。
高泉さんに感謝!

高泉淳子さんのオフィシャルサイトはこちら

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◎2月20日(水)  経堂大学 
「サーバー屋のサバ缶の高橋玄太さんに聞く、クラウド時代のITと笑い」
講義スタート 19時半〜(開場19時) 終演後 懇親会21時半まで。
チャージ2000円+ドリンクキャッシュオン 
予約:sabanoyu@gmail.com 
(イベントタイトル/日付/連絡先/氏名/人数を明記してください)

☆高橋玄太(Genta Takahashi)先生
1969年、東京都豊島区生まれ。

哲学専攻だった大学3年の秋、
ITとベンチャービジネスに出会い、大いに魅了される。

「セガなんてだっせーよな」で当時有名だったセガの親会社の
IT専門ベンチャーキャピタルに新卒で入社。
国内のITベンチャー投資を5年担当、テクノロジーの変遷をフォローし、
起業家と真剣勝負で対面する経験を得る。

携帯のネット接続に関連するITベンチャーに転じ、取締役CFO。
東証マザーズに上場、10年間取締役を務める。

2007年から、株式会社スカイアーチネットワークス 専務取締役として、
マーケティング・営業・採用を担当。
現在、スカイアーチは、米国Amazon社が提供する世界シェアNo. 1のクラウド、
AWSの認定コンサルティングパートナー。
先進的なITテクノロジーの提供により、日本のIT 環境の変革と改善に貢献している。

2014年、さばのゆ須田氏との出会いを契機に、
東日本大震災の復興支援の一環として、木の屋石巻水産の全面協力を得て、
東北とIT業界を繋げる「サーバー屋のサバ缶」をリリース、大きな反響を得る。
その後も、大手IT企業とのコラボ缶などを発表、
ユーモアを大切にしながら、社会とビジネスを繋ぐ地道な活動を継続している。

「AIが人々の仕事を奪う」という否定論も散見される中、
ITテクノロジーの普及がどのような社会を生み出していくかに
楽観的な未来像を描きながら、大きな関心を持ち続けている。

〈講義内容〉
水田にセンサーを取りつけ、水田の水量とデータを可視化する、
アマゾンのクラウドサービス(AWS)を使った「水田の水量Iot開発案件」はじめ、
豊富な実例の説明に、あらためて時代はここまで来てるんだなと。
本や記事、テレビの特集では見たことがあったけど、
常連さんの話として詳しく聞くと、なるほど!が何倍にも。
昨夜さばのゆ経堂大学のサーバー屋のサバ缶
IT企業スカイアーチネットワークス高橋玄太専務の講義は、
初心者にもわかりやすく面白い圧缶の内容でした。
ベンチャーキャピタルの話は、時代の流れを敏感に読むことの大切さと、
過去の成功体験や固定観念にとらわれることの怖さをひしひし感じました。
U2のボノがFacebook立ち上げに投資して
大成功しているビジネスマンでもあるのは初めて知った。
サーバー管理やクラウドの仕事を通じて観察した
日本の企業社会の話も目からウロコが何枚も落ちました。
オーストラリア・ハンガリー二重帝国時代のボヘミアに生まれた
経済学者シュンペーターのイノベーション理論「新結合」の話も刺激的で、
今なお新しく、大資本のチェーンが暴れまくるこのご時世に、商店街や個人店が
どのように地力をつけ、顧客を獲得し、魅力を発信して良いカタチで生き残るかのヒント満載でした。
AIが人間から仕事を奪う話も大きな流れから理解でき、
何を怖がらなくて良いか、人間は何をすれば良いか、ここも大きなヒントが。
そして、現在のコンピュータの基礎を提唱したフォン・ノイマンは、
私が好きなハンガリーのブダペスト生まれなのでした。
「変化はコントロールできない
できるのは変化の先頭に立つことだけである」というドラッカーの言葉も沁みた。
終了後、高橋さんに相談したいこともあり、じっくり話をしたく、徒歩38秒の「きはち」さんへ。
最後まで勉強になり、楽しい夜でした。
そして、「きはち」さんは、おいしい料理とお酒を提供する地域密着の家族の店として、
ある意味、時代の変化の先頭に立っていると気づいたのでした。
電車に乗ってやってくる人がたくさんいるのは、そういうことなんだなと。

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須田泰成

須田泰成

コメディライター/プロデューサー/著述家/クリエーティブディレクター。2000年、伝説の地域寄席・経堂落語会の代表世話人を勤めた故・栃木要三氏のラーメンからから亭の経営不振を立て直すため、個人飲食店を応援する経堂系ドットコムをスタート。2009年さばのゆオープン、落語、トーク、全国の地域イベント等で知られるように。東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。工場再建のきっかけとなるなど、ソーシャルな活動も多い。本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など。
最新刊は、木の屋石巻水産の復興ノンフィクション本『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)
Twitter:@yasunarisuda
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