経堂系マガジン特別篇 その2

ジャケ買いの一冊

1月23日に経堂西通り・鳥へいの二階座敷にて開催された「第2回 KYODO BOOK CAFE」。気がつくと一ヶ月以上も過ぎているのですが、参加者たちの心には、いまも“あの時の感動と熱気”が、現在進行形のものとしてリアルに存在しています。

第1回にも増して、これまでに体験したことのないオモシロさでした。

想像もつかない世界のジャブにゴールにシュートにセーフティバンドに四回転ジャンプにロシアンフックの雨あられ!いわゆる知的な話題から、俗っぽい話題まで。

集まったのは、建築家さん、棋士さん、研究者さん、石鹸屋さん、古本屋さん、昼間から遠藤書店あたりをウロウロしている人たちもやってきました。

ジャブの一つは、サイン本。

たとえば、こんな。

1987年に或る有名女優が出した本。これまた有名芸能人おしどり夫妻へ宛てた自筆のサイン入り。

 

○○○○○から  ○○○○○様

         ○○○○○様 へ

 

と、明記されてる。すぐに売っちゃったのか。それとも?

そんなものが経堂の古本屋に無造作に並んでいたとは!いいのか?これは?

まあ、書名は出すことができません。でも、こんなの単なるジャブジャブ。

参加者から本が紹介される度に、鳥へいの二階は、なんともいえない不思議な空気に包まれていきました。

今回のテーマは、「ジャケ買いの一冊」ということでしたので、集まったのは、参加者が思わずジャケ買いしてしまった本が中心。もちろん、ジャケ以外の頁からトンでもないオーラを発散する本たちも。

ざっと、ご紹介しましょう。

まずは、こんな本たちから。

・『漁師になろうよ』

・『マヨネーズ大全』

この二冊は、頁をめくるほど抜け出せなくなる本です。

好きな人にはたまらないツボグリグリのジャケ買い本が飛び出しました!

・『マニア・カルト一生相談ブロンソンならこう言うね』

 みうらじゅん・田口トモロヲ著 ごま書房

このタイトルは、ギクッとします。棋士さんの選んだ鋭い一冊。

『人は見た目が9割』(新潮新書)

建築家さんの選んだ本は、またまたどれもこれも濃かった~!

・ALBUM COVER ALBUM HIPGNOSIS DEAN HAMILTON』

 これには、みんなきてました! アルバム・ジャケットが、くらくらするほど並んだ本です。

・『メガロステージ 驚異のロックコンサートデザイン』
 
  これは、ストーンズのロンドン公演!

・『20.5世紀の音楽』(松平頼暁著)

・『ただの私』(オノ・ヨーコ著(単行本)

 これはサイン入りでした!

・『アメリカン・ルーレット』(藤原新也著)

 謎のヴァレンタインデー用コメント書き込に参加者の?は大きく膨らみました。

・『レーモン・ルーセル』×2

・『ドン・ジュアン手柄話』(アポリネール著)

・『朔太郎と私』(前橋文学館・編)

・「芸術と貨幣」マーク・シェル みすず書房

・「読書の文化史」R・シャルチエ 新曜社

  定価1800円+税(遠藤書店支店にて840円)

2冊の本は同じ絵画が表紙になっています。詳しくは、遠藤書店本店で。

・「ル・オタク フランスおたく事情」清谷信一

  KKベストセラーズ定価1200円+税(遠藤書店本店にて105円)

・「図書館とメディアの本 ず・ぼん 9」

 ポット出版 定価2000円+税(遠藤書店支店にて210円)

・『図書館、そしてPTA母親文庫』叶沢清介 日本図書館協会

  定価3107円+税(遠藤書店本店にて105円)

・「わたしの怖い体験2」つのだじろう著竹書房文庫

 定価600円(税込み) (遠藤書店支店にて105円)

・「だめだこりゃ」いかりや長介著新潮文庫

 定価438円+税(遠藤書店支店にて189円)

これは色んな意味でツカミがすごいですね。

・「綺羅光スペシャル人妻?破戒」綺羅光著フランス書院文庫

 定価648円+税(遠藤書店支店にて330円)

・「水着美姉妹(二人は危険な誘惑者)」伏見一輝著フランス書院文庫

 定価571円+税(遠藤書店支店にて250円)

・「ポーノグラフィ論」ダグラスAヒューズ編

 定価750円(税込み)

・「月桂冠三百六十年史」発行月桂冠株式会社

 社史ってジャンルも興味深いものがいっぱいですよね。

このあたりも、たまらない濃厚な話が繰り広げられました。

・『夢の狩人』ゲイマン、ニール作 天野喜孝画、夢枕獏訳、インターブックス、2000

・『東京ヘッド』大塚ギチ 美術出版社、2000

・『ニューアカデミズムその虚像と実像』新日本出版社、1985

・『榛地和装本』 藤田三男 河出書房新社、1998

・『魔窟ちゃん訪問』伊藤ガビン アスペクト、1995

 

そんなこんなの本の話を酒の肴に、夜9時からはじまった会が、あっという間に深夜の深い深い時間帯へ。

詳しく書く時間がないのが残念ですが、ご興味のある方は、

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