経堂系グルメVol.15
経堂が誇る"手打ちうどん"の名店
「花坊」

経堂の夜、地元のお店で出会う地元の商店主さんには、ユーモラスな個性派が多い。経堂のお店を巡る楽しみの一つは、そんな皆さんの話を伺うことでもある。
いろんな方々がおられる中で、編集部が特に出会いを楽しみにしているのが、手打ちうどんの名店・花坊さんの正田さん。埼玉は大宮生まれ。子供の頃にお芝居の一座に憧れて着いていこうとした話や、若い頃、京都のお寺で修行されていた頃の様々な経験や出会いの話は、語り口が温かく、いつも名画を見るように引き込まれてしまいます。詩人の吉井勇さんと邂逅した話は、とっても爽やかな青春のショート・ストーリー。他にも、文学や戦国時代などの歴史に造詣が深い正田さんとからから亭さんなどでお会いすると、いつも思わず一杯が二杯に、二杯が三杯に‥‥‥。
おっと、肝心の“うどん”のことを書くのを忘れて、脱線していました。
小田急線・経堂駅を降り、農大通りに入って最初の路地を左に曲がると、すぐ右手に
見えてくるのが“手打ちうどん”の文字。そこが、小田急線に乗って通うお客さんもいるという経堂が誇るうどんの名店・花坊さんです。
ここの麺は、毎日1時間近く足踏みをして仕込む入魂のうどん。基本は、正田さんが修行を積まれた京都の上品な細打ちうどん。ぬらりと透き通った茹でたてのうどんは、あえて“うどんの刺身”と呼びたいほどの絶品。
いろんなメニューがあるが、名物は、信州名産の辛味大根の絞り汁にうどんをつけて食べるおしぼり汁うどん。
最初は辛味大根の汁にそのままつけて食べてみます。辛味大根の爽やかな辛味と食欲をそそる香りが、うどんにからまって、味・歯ごたえ・喉越し、三拍子揃ったみずみずしい麺体験をさせてくれます。お次は、汁に味噌を溶いてみます。辛味大根+味噌。シンプルですが深みのある素朴な味わいです。少しづつ入れながら味の変化を楽しみましょう。最後は、鰹節にこだわったツユを加えると、また違った味わいに浸ることができます。
うどんって深いんですね。
メニューは、他にも、たくさん。ごぼうと小エビのサクサクしたかき揚げが付くかき揚げうどん、ほんのり甘い南高梅と溶き卵の掛け合いがたまらない梅とじうどんは疲れた身体を中から元気にしてくれる優しい一品。
あさり丼や天丼、すき焼き丼などが付く、お得なランチもオススメ。
夜は、 蕎麦屋さんのように、オツマミで一杯やりながら、最後にうどんで締めるもよし。
人も麺も雰囲気も、実に申し分のない花坊さんに是非!
東京都世田谷区経堂1-12-14
Tel: 03-3706-1278
営業時間: 11:30分頃~15:00頃
18:00頃~21:00頃
定休日 水曜日
- ほんわかラテンなイタリア食堂「レプロット」
- 美食&健康 本場インドカレー「ガラムマサラ」
- 大阪人も感涙の本場・お好み焼き「ぼんち」
- 手づくりライヴとご飯のアート系カフェ「マレット」
- 旬の料理と粋な会話はずむ賑わい居酒屋「らかん亭」
- 経堂が誇る"手打ちうどん"の名店「花坊」
- 新鮮なお肉とヘルシーな野菜「定司」
- 気軽に入れるいい感じの居酒屋「大根屋」
- 本格中華がお手頃&家庭的な雰囲気で「華味屋」
- こだわり素材の麺・酒・肴「季織亭」
- 宮古の風薫る美味悠々Bar「バンチキロウ」
- "ゆるウマ"脱力系ダイニング・バー「太田尻家」
- すずらん通りの大人の隠れ家「灯串坊」
- 東京にも広島の味がある「八昌」
- 味よし人よし雰囲気よしの赤提灯「太郎」
- 自称あやしい系の釜飯&焼鳥「鳥へい」
- ゆとりの時間にトリップ。台湾茶藝館「月和茶」
- 本町通りの隠れ家的ビストロ「Luge」
- アートでほっと一息つける場所「ロバロバカフェ」
- 下町の賑わい所「からから亭」


