人がいる、人がつながる、長屋のような経堂の街がある

2016.7.2

全国の生産者と飲食店がメニューでタッグを組む経堂。

全国の産地とのコラボ

全国の生産者と飲食店がメニューでタッグを組む街 経堂。
昨夜、きはちさんで、
青森の丸石沼田商店さんのスケソウダラと塩だけの昔ながらの
竹輪をの肉巻き焼き(中にチーズと向井珍味堂さんの高知の青海苔)を
正式に商品化すると話をうかがいました。
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らかん茶屋さんでは、
既に同じく向井珍味堂さんの青海苔使用の磯辺揚げと筑前煮に使われています。
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らかん茶屋の大将曰く、
「地方に行くと、東京の食材業者もビックリするような手頃で美味い、
売り上げアップにつながるようなもの、たくさんあるもんだね」

ブランド品だから使っていると勘違いされることが多いですが、
まったく違いますし、高価なブランド品では商売にならない。
実質的に商売を戦う材料となるから使って、それが定着するのです。
木の屋石巻水産さんのサバ缶詰は、2010年に経堂各店でメニュー化されて、
6周年になります。

こんな事例や、こんな事例
他にもいろいろ、経堂の街の飲食店は、
地方の生産者さんとのタッグを網の目のように組んでいます。

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須田泰成

コメディライター/プロデューサー/著述家/クリエーティブディレクター。2000年、伝説の地域寄席・経堂落語会の代表世話人を勤めた故・栃木要三氏のラーメンからから亭の経営不振を立て直すため、個人飲食店を応援する経堂系ドットコムをスタート。2009年さばのゆオープン、落語、トーク、全国の地域イベント等で知られるように。東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。工場再建のきっかけとなるなど、ソーシャルな活動も多い。本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など。
最新刊は、木の屋石巻水産の復興ノンフィクション本『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)
Twitter:@yasunarisuda
facebook:https://www.facebook.com/yasunarisuda

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