2018.4.29
経堂長屋フリースクール構想。こどもたちが才能を開く〈きっかけとつながる〉場づくり。
《経堂フリースクール構想》
3年目になった経堂こども文化食堂。
昨日も経堂まだん陶房にて開催(←クリック)しましたが、久しぶりに驚いた。
初めてきた小学生の男の子が、
ほんの数秒前まで弟くんとじゃれあって遊んでいたのに
土をこねはじめた瞬間、
まるで棟方志功のように作品づくりにのめり込み、
陶芸未体験とは思えない手つきで器を完成させてしまった。
昨日の経堂こども文化食堂では、すごい瞬間を見た。驚いた。
こどもは、きっかけさえあれば、親の仕事や収入や家庭や
居住区域の環境などとは、まったく関係なく才能を発揮する。
そんな多様な〈きっかけとつながる〉場づくりを、
経堂フリースクール(仮)として、「まだん陶房」「すずらん会館(大会議室)」を
お借りして始める構想が、
昨夜、いつも鶏の唐揚げを無償提供してくれるらかん茶屋さんに
タッパーを返しに行った後、大将と話していて、一気に湧いてきた。
さばのゆ界隈には、
例えば、
プログラミングを教える大人。
伝統芸能と文化を教える大人。
魚を捌いたり、肉を焼いたり、おいしい料理もの作り方を教える大人。
世界の食文化も多様性を教える大人。
歌ったり、読んだり、踊ったり、演技したり、笑わせたり、泣かせたり、
身体表現を教える大人。
学校の勉強を教える大人。
スポーツを教える大人。
絵画や造形や作文や工芸を教える大人。
英語や中国、韓国語など、
外国の言語を教える大人。
津軽弁や薩摩弁などの方言を教える大人。
釣りを教える大人。
写真の撮り方を教える大人。
テレビやラジオの番組作りを教える大人。
あらゆる大人がいる。
まずは、月に一度くらい、
土曜日の午後に親と遊びにきたら、
まだん陶房とすずらん会館にいろんな文化を教えるたくさんのブースがあって、
こどもたちが自分にあうものと出会うとキラリと瞳を輝かせる。
そんなフリースクールになるようにしようかなと。
おそらく名称は、
《経堂長屋フリースクール》くらいが、良いかも知れません。