2018.11.10
カウンターで広がる、カウンターでつながる。2018.11.10
昨夜はスタジオ収録終わりにきはちさん。
きはちさんの炭火の焼き台の側のアクリル板には
『蘇るサバ缶』のPOPと産経新聞の特集「サバの恩返し」の記事。
この店は、串が一本130円から。
手頃な値段でウマい。そしてカウンターに集まる人もいい。
新鮮なネタを炭火焼で丹念に。
博多やまやの〈うまだし〉が椎茸のお皿になみなみと。
このスープをチビチビやりながら日本酒も最高。
飲みながらふと、
来週取材をするあるダムの資料を眺めていたら、
なんと隣で農業土木・治水の専門家が緑茶割を飲んでおられた。
奈良は月ヶ瀬健康茶園の有機栽培の緑茶割、月ヶ瀬ハイ。
貴重な話をたくさんうかがいリサーチバッチリに。
経堂の個人店のカウンターでは、あらゆる分野の専門家が飲んでいる。
この15年くらいの自分の仕事を振り返っても、
困ったことがあったら、飲んでいる時に出会った
その道のプロに随分と助けられてきたのを思い出した。
ちなみに、その農業土木の専門家さんには、
半年前に同じカウンターで或るイベント企画について相談され、
アドバイスしたことがある。
昨日はそのイベントが実施され、成功した祝杯の日だと、聞いた。
困った時はお互いサバなのだ。
そして、さらに隣に或る全国展開している小売業の経営陣の方が。
ECで年間数十億単位の売り上げを達成するビジネスの
日々の積み重ねの話を聞かせてくれた。勉強になる。
そうこうしていたら落語家の桂吉坊さんが。
きはちさんには、12/7@渋谷伝承ホールの独演会のチラシが貼ってあり、
お店を上げて応援しているのです。
流れで、こちらもチラシを貼ってくれている経堂西通りの鳥へいに行くと、
らかん茶屋の若夫婦がいて、チケット2枚売れました。
助け合い、気にかけあい、応援しあいの網の目が、
街中に張り巡らされている経堂の街。
個人店のカウンターで毎日のように、こんなことあんなこと。
小さなドラマが日々熟成と発酵を続けています。