人がいる、人がつながる、長屋のような経堂の街がある

2019.12.2

第67 回のフードシェアはアレルギーの問題も考えて実践してみた。

経堂系シェアリング経堂こども文化食堂

「こども食堂」で必ず課題になるのが、アレルギーの問題。
そこは保護者の方々とのこまめな情報共有が欠かせない。
しかし食材にこだわる時間やお金に余裕のある人は別として、
シングルママさんたちは忙しく、なるべく出費は抑えて教育費などに回したい。

いつも助かるのが缶詰なんです。

高知県の黒潮町缶詰製造所は7大アレルゲン不使用の缶詰しか作らない
というコンセプトの生産者さん。

宮城県の木の屋石巻水産さんは
石巻港に揚がってすぐの魚をそのまま余計なことはせず
缶詰にする生産者さん。

これらの缶詰を子どもたちのアレルギーの状況に合わせて野菜とあえたり、
パスタにしたり、丼も、
豆腐やいろんな食材と簡単に合わせるだけでできる時短クッキングが本当に助かるとのこと。

美味しいからたくさん食べてくれるのもうれしいと。

週末なので朝いちで「まだん陶房」さん。
ママさんたちへのフードシェアの準備完了。
広島レモン、高知のかおり生姜、丸山さんのリンゴなども。





そして着いてきた子どもたちには丸山さんのリンゴつかみ取りも!

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須田泰成

コメディライター/プロデューサー/著述家/クリエーティブディレクター。2000年、伝説の地域寄席・経堂落語会の代表世話人を勤めた故・栃木要三氏のラーメンからから亭の経営不振を立て直すため、個人飲食店を応援する経堂系ドットコムをスタート。2009年さばのゆオープン、落語、トーク、全国の地域イベント等で知られるように。東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。工場再建のきっかけとなるなど、ソーシャルな活動も多い。本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など。
最新刊は、木の屋石巻水産の復興ノンフィクション本『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)
Twitter:@yasunarisuda
facebook:https://www.facebook.com/yasunarisuda

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