人がいる、人がつながる、長屋のような経堂の街がある

2019.2.14

高知新聞に経堂の記事「経堂の人々には日本列島も、一つの長屋のような意識がある」

経堂とつながる街や酒場・店

「経堂の人々には日本列島も、一つの長屋のような意識がある」
「笑いのあるところにコミュニケーションとコミュニティが生まれる」
南海トラフ地震で34mの津波が来ると予測される
高知県黒潮町の「黒潮町缶詰製作所」と産学協同する
「高知工科大学」さんに呼んでいただいた講演で、
今から20年前、当時20代〜30代だった若い常連、
昇太師匠や棋士の高野さんたちと経堂西通りの「からから亭」で
店主の栃木さんとわいわい飲みながら話していた同じことを話してきました。

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20年前にホロ酔い話していたのと、全く同じことを。

その記事が、まずは高知新聞に。

「経堂はいいよね。落語の長屋みたいでさ」
優しくて、お人好しで、少しバカ。
隣に困っている人がいたら手を差し伸べる。
そんな人ばっかり。
長屋の助け合いがあった経堂西通り。
からから亭のカウンターで話していたことが、
今のこんな世の中でリアリティを増していることが面白いような、微妙なような、時に怖いような。
ひとつだけ決まっているのは、今日も同じように、
高知の水田農園さんの生姜をはじめ、
全国の地域の良いもの&店の競争力+魅力を高めてくれる
食材を物書き仕事の合間に経堂の個人店に配達することかなと。
『蘇るサバ缶』を読み缶動した人が増え、
石巻と経堂の〈普遍的な〉実話を映画かドラマにしようという機運もじわじわ盛り上がっています。


セルフブランブランディング欲ばかりのプロデューサーは要らない。
人の気持ちがきちんとわかる人たちと一緒につくりたい。
最近どこでもよく言われるように、
大切なことは「誰とするか」なのだと思います。

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須田泰成

コメディライター/プロデューサー/著述家/クリエーティブディレクター。2000年、伝説の地域寄席・経堂落語会の代表世話人を勤めた故・栃木要三氏のラーメンからから亭の経営不振を立て直すため、個人飲食店を応援する経堂系ドットコムをスタート。2009年さばのゆオープン、落語、トーク、全国の地域イベント等で知られるように。東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。工場再建のきっかけとなるなど、ソーシャルな活動も多い。本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など。
最新刊は、木の屋石巻水産の復興ノンフィクション本『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)
Twitter:@yasunarisuda
facebook:https://www.facebook.com/yasunarisuda

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