人がいる、人がつながる、長屋のような経堂の街がある

2020.1.6

第71回目の経堂こども文化食堂フードバンクは新年初!食と文化でこどもたちが未来とつながる!

経堂系シェアリング経堂こども文化食堂

本日の経堂こども文化食堂フードシェア第一弾は、
昨年大きな手術を受けてリハビリ中のママさん家庭に。
米3キロと胃に優しいアルファー食品さんの安心米・白がゆ
(ラオス塩で漬け込んだ南高梅も)、


エナジー補給に青森・田子のカッコいいニンニク農家みやむーさんの
ニンニクオイルとくるみ入りニンニクドレッシング(麺にも合うそう!)、

身体を芯から温める高知・水田農園さんの生姜と高知生姜CHAI、

昨年「缶謝祭」に参加のSSKさんのプレミアム・ツナ缶、

奄美大島のカツオ生節、ミレーのビスケット(にんにく味)など。


この春くらいからとか、
新鮮な野菜も届く週末マルシェに発展すると良いなーとか缶がえてます。

取りに来てくれる中学生の娘さんとは1歳くらいから顔見知り。
1歳半くらいの時に上野動物園に一緒に行ったのを思い出しました。
よく「経堂こども文化食堂をどうして始めましたか?
どのように運営が成り立ってますか?」と聞かれますが、
やはりこちらもこの20年くらいのご近所付き合い&助け合いの流れで
経堂という街の生態系が成せる技(?)かと。
企画書とか書いたことないですし。

1/5は、たまたま誕生日で、思わぬプレゼントに缶涙も。
経堂こども文化食堂に来る年長さんから似顔絵。

この6歳の女の子は石巻、高知、日本のウエストコースト山形、
青森、広島、南伊勢、新潟、千葉、九州、香川、北海道、
島根、石川、大阪、和歌山などなど
全国のいろんな地域に美味しいものを作る人がたくさんいるのを知っている。
「これから笑点みながらばんごはん食べる」
「2月はパペット落語たのしみー」
地縁・血縁だけでなく「文化」の縁もきっかけでがつながる街。

そういえば陶芸に来ている小学生の女の子が
「将棋がしたい!」と言っているのを聞き、
経堂こども将棋教室を運営する棋士・高野秀行さんの新刊
「将棋の駒は なぜ歩が金になるの?」(少年写真新聞社)を渡してみた。
実はこの子は昨年5月この将棋教室のイベントにも遊びにきていた。
おいしいお米も一緒に!

「食文化」「伝統文化」の縁もきっかけで
こどもたちが未来とつながる街。

新しい一年も老若男女東西南北縦横無尽に
「つながる」環境をつくっていきたいと缶がえています。

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須田泰成

コメディライター/プロデューサー/著述家/クリエーティブディレクター。2000年、伝説の地域寄席・経堂落語会の代表世話人を勤めた故・栃木要三氏のラーメンからから亭の経営不振を立て直すため、個人飲食店を応援する経堂系ドットコムをスタート。2009年さばのゆオープン、落語、トーク、全国の地域イベント等で知られるように。東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。工場再建のきっかけとなるなど、ソーシャルな活動も多い。本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など。
最新刊は、木の屋石巻水産の復興ノンフィクション本『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)
Twitter:@yasunarisuda
facebook:https://www.facebook.com/yasunarisuda

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