2020.1.27
「八兆」さんの「ズワイカニカマと牛肉のそば」に思うこと。
「開店と同時にお客さまが待ってらっしゃって、
オススメがいきなり十数杯も売れて、そろそろ終わりそうなんです〜!」
そんな嬉しい悲鳴を聞いたのは、
先週土曜(1/25)10時45分頃に訪れた千歳船橋の「八兆」さん。
この日のオススメは「ズワイカニカマと牛肉のそば」
もちろんオススメ以外のメニューも売れており、
私の左右は、思い思いの天ぷら一品のせ。
つまり、ずっと混み合っている。
・カニカマは能登のスギヨさん
・高知・水田農園さんの「かおり生姜」が香り高く針生姜で
・七味は大阪・平野の向井珍味堂さん
柔らかく甘じょっぱく煮込まれた牛肉と玉ねぎは薄味で、
トロトロの上品なすき焼き感。麺と絡む相性良し。
それだけだと少しくどくなるような気がすところ、
さっぱりほぐしたカニカマの身が全体をまろやかに包みこむ。
カウンターに若い女性もちらほら。オススメを食べ終わったあと、
残った汁を少しすすり、続いておむすびを食べはじめ、
最高に至福といった顔でモグモグしていたのが印象的でした。
この一杯は絶対にご飯と相性いいはず。
日本の正直な生産者さんメーカーさんがつながる至福の一杯。
SNSや口コミきっかけもり、たくさん良いお客さんも集まる。
これをきっかけにリピートする人もいるような気が。
こんなメニューを提供&発信する「八兆」さんのような店が、
全国に二桁、三桁、四桁と増えて賑わえば、
そこには新しい風景が広がっているような気がする。
ここに牛バラ肉が十勝若牛などつながると、さらに面白い。
斜向かいの丸亀製麺はオープン日を前倒しにしてスタッフの研修を始めている(人数多い)。
しかし、2020年代は
「人の顔が見え声が聞こえる街のヒューマンスケールの資本主義」が
街によっては、じわじわ盛り返すような予缶がしています。