人がいる、人がつながる、長屋のような経堂の街がある

2020.2.11

第79回目の経堂こども文化食堂は笑福亭鶴笑師匠のパペット落語会!

経堂系シェアリング経堂こども文化食堂

バタバタしていて更新(第75回〜78回)をしていませんでした。

2月8日(土曜)の第79回目は、
イラク、アフガニスタンなどの紛争地帯、アジアのスラム、
世界中の子どもたちを笑わせてきたパペット落語の創始者、
笑福亭鶴笑師匠の登場です。

朝から経堂こども文化食堂の準備。
ガラムマサラさんのチョー具沢山カレー、らかん茶屋さんの鶏の唐揚げ。
さばのゆでは鶴笑師匠によるパペット落語の座学が始まっています。


さて始まりました
笑福亭鶴笑パペット落語会with経堂こども文化食堂は、
号泣する4歳児に絵本を読んでピタッと涙をとめて爆笑させてから、
2歳児もいるのに右肩上がりの90分。

お弟子さんのぱふく亭笑音さんもパペット落語版の「住吉駕籠」。

100円ショップで購入した日用品を改造した笛の演奏、のこぎり音楽も。

鶴笑師匠のパペット弟子、笑福亭つる吉さんは「いらち俥(ぐるま)」。

そして、トリは、
2030年までに持続可能な世界をつくるため
国連が2015年に採択した開発目標SDGsテーマにした環境保護応援落語「ゴミ怪獣」。

地球を破壊しようとするゴミ怪獣が人間をマインドコントロールして、
開発開発で環境破壊をさせ、大気汚染で地球温暖化が進み、
土地開発で森がなくなり、杉の木モックさん一本になってしまう。
そこで、モックさんと子どもたちが力を合わせて地球を守る。
難しいテーマなのに、森の大切さや環境破壊の深刻さなどが子どもにも伝わった。

終演後は憧れの棋士・高野秀行先生にサインをもらえた小4と小2も。

パペット落語会後の経堂こども文化食堂フードシェアは、
こどもたちと高座を解体して写真を撮ったり、玄米を精米したり、
窓くんと遊んだり、皿回しをしたり。



青森の丸石沼田商店さん、石川のスギヨさん、ガラムマサラさん、らかん茶屋さん、
いつもながらお世話になりました。

土曜日、経堂こども文化食堂に唐揚げを運んでくれた巨大タッパーを「らかん茶屋」さんに返却。
サバの竜田揚げ定食を食べてDHAなど補給。

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須田泰成

コメディライター/プロデューサー/著述家/クリエーティブディレクター。2000年、伝説の地域寄席・経堂落語会の代表世話人を勤めた故・栃木要三氏のラーメンからから亭の経営不振を立て直すため、個人飲食店を応援する経堂系ドットコムをスタート。2009年さばのゆオープン、落語、トーク、全国の地域イベント等で知られるように。東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。工場再建のきっかけとなるなど、ソーシャルな活動も多い。本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など。
最新刊は、木の屋石巻水産の復興ノンフィクション本『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)
Twitter:@yasunarisuda
facebook:https://www.facebook.com/yasunarisuda

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