2005.11.3
美食&健康 本場インドカレー
「ガラムマサラ」
経堂駅の北側、Odakyu-OXの前の道を西(千歳船橋方向)へ、しばらく行くと、経堂西通り(北側)に入ります。
イタリア食堂「レプロット」やカフェ・マレット、「からから亭」を通り過ぎ、十字路を越えてすぐ、お好み焼き「ぼんち」の隣の焼きとんの名店「きはち」の隣に、経堂が誇る本場インドカレーのお店「ガラムマサラ」があります。
やわらかい物腰で出迎えてくれるのは、ハサンさん。いわゆる日本風のカレーライスしかなかった経堂の人々に本場のインドカレーを食べてもらおうと、この店をオープンしたのが9年前のこと。
お店の名前になっているガラムマサラ(=garam masala)とは、インド料理で使われる最も代表的なミックス・スパイス。とにかく激しく辛いというイメージのあるインド料理のスパイスですが、「ガラム」という言葉には、本来、“手で触れてあたたかい”という繊細&心温まる意味合いがあり、このお店の味ともてなしも、その言葉通りです。
ラムやチキンなどの肉がメインのカレー、様々な魚介類のシーフードカレー、ベジタリアンも喜ぶ野菜カレーなど、カレーの種類は豊富。夏の暑い時期に「夏野菜の冬瓜のカレー」を作るなど、旬を意識したメニューも充実です。
どのカレーも、口にすると、絶妙に配合されたスパイスの香りの奥からじわっと素材の旨味が広がってくる繊細な味わいがあります。辛いだけではないインドカレーの奥深さを実感できます。さらなる特徴は、どのメニューも油分が控えめなこと。ヘルシー志向の年配のお客さんや家族連れが多いのも納得です。決して気取ってはいないけど、どことなく上品。それが「ガラムマサラ」のカレーです。
「ガラムマサラ」を語る上で欠かせないのが、この店独特のふわっとした食感のナンです。
この店のカレーには、ソフトで口あたりの優しい、このナンがピッタリ。ナンを二枚頼む場合は、一枚をシナモン・ナンにすると、また違った味のコンビネーションが楽しめます。
スパイシーなお肉を直火で丹念に焼き上げるタンドリー(炉)料理も充実。タンドリー・チキンやケバブなど、どれもが香ばしく美味しく仕上がっています。
他には、揚げ物やサラダ、各種オツマミなど。スパイシーなモツ料理「ブリバジャー」「ギラバジャー」は、ビックリするほどやわらかく、ビールにピッタリ。
もちろん、デザートも充実しています。お酒は、インド以外だけでなく、チェコやドイツなど、世界中の銘柄が幅広く揃うビールをはじめ、焼酎、ワイン、ウイスキーなどが、どれもリーズナブルな値段です。
700円代を中心に味わえるリーズナブルなランチメニューは、毎日、日替わりで。人数が多い場合は、パーティー・メニューの相談にのってもらえます。
もともと、インドのスパイスは、5000年もの伝統を持つインドの医食同源の考え方、アーユルヴェーダと密接な関係を持つもの。健康的なスパイスたっぷりの美味しいものを食べながら、美味しいお酒を飲み楽しい会話をして、ゆったりとした店内で幸せになる。そんな「ガラムマサラ」に是非!
ガラムマサラ
- 住 所
- 東京都世田谷区経堂1−22−18 タイムポート経堂2F
- ホームページ
- http://www.kyodo-garammasala.com/
- 電話番号
- 03-3427-1985
- 営業時間
- 定休日/毎週木曜日
ランチ/11:30〜14:30(L.O.14:00)
ディナー/17:30〜22:30( L.O.21:30) - その他
- 行き方/経堂駅 南口から歩いて2分。
マクドナルドを右折し、線路沿いを真っ直ぐ。
ゾウの看板が目印です。