人がいる、人がつながる、長屋のような経堂の街がある

2018.9.3

「経堂〈趣味の〉しごと」はじまってます

経堂〈趣味の〉しごと

平均寿命がじわじわ伸びて、うそかほんとか、
人生100年時代なんて言葉がメディアを飛び交っています。

長生きするらしい、その割に、
実質的な年金受給額が減り、支給開始年齢もどんどん伸びるのではと、
これも新聞を読んでいると、感じるところですね。

9年前さばのゆのこどもワークショップ

いわゆる大企業の人に聞くと、
昔は、退職してから待遇のいい就職先を手厚く斡旋してくれたのに、
いまでは、待遇のいい就職先は少なく、
嘱託として職場に週3日くらい通い続ける道を選んでも、
現役の時からすると信じられない額の時給だったりして、
ハローワークに通う人も少なくないとのこと。

60歳〜65歳の定年後の長い人生を楽しむには、
なにか従来の常識にとらわれない工夫が必要なのかもしれません。

いや、年齢はまったく関係ありませんよね。
若い人も年齢に関係なくフラットにオモシロイことを一緒にできれば。

そんなこんなの話を、マーケティングが専門でいらっしゃる、
ご近所の古川先生とカウンターで飲みながら話すことが増えていたのでした。

さばのゆで、時には後藤醸造で、カウンタートークを重ねるうちに、
ゆるりと見えてきたのが、「それぞれの人の個性にあった副業」というコンセプト。

優秀な人材をつなぎとめたり、組織内のクリエーティビティを高めるために、
「副業をOKする」大企業が出始めているとも聞きます。

アイデアは、後藤醸造の経堂エールで乾杯した瞬間にやってきました。

古川「ぼくの仲間で〈趣味のしごと〉というキーワードで何かしようという
   オモシロイ人がいてさ。そんなのどう?」
須田「わー、いいですねー、では、『経堂〈趣味の〉しごと』とかどうでしょうか?」
古川「さばのゆのカウンターとか、経堂のいろんな店でいろいろできそうだね」

そんなやりとりがあり、はじまっています「経堂〈趣味の〉しごと」。

とにかく、いろんな人が集まる経堂の街なので。

いろんな〈趣味の〉しごとが登場しそうです。

・週に一度、さばのゆの片隅に現れる謎の古本屋さん
・趣味の日本酒好きがこうじて月に1回めっちゃお得なレアもの日本酒バー
・趣味の得意分野のライターをする
・イラストやデザイン
・いろんな翻訳
・昔とった杵柄を引っ張りだして、ゆっくり叩いて、伸ばして
・サラリーマンによる演劇や音楽ライブのプロデュース公演
・故郷のおいしいメニューを提供する不定期食堂
・週末演奏家
・旅する即興演劇人あるいは朗読屋さん
・たこ焼きバー
・週一深夜食堂
・OLさんのDJパーティー
・自分の作品・雑貨の小さなお店
・語学や書道、お絵描きなど、小さなカルチャースクール

などなど、いろいろ広がりそうですね。

みんな良い湯加減の大人たち。
周囲を振り回したり、困るような言動はしない優しい人ばかり(←ここ大事)

そんなこんなの「経堂〈趣味の〉しごと」

年齢・性別・資格などの属性問わず、続けます。

トップのこどもたちの可愛い後ろ姿の写真は、
9年前さばのゆのこどもワークショップですが、
実は、この後、自分たちが作った紙の作品を使って、
「いらっしゃいませー!」と、お店屋さんごっこを始めたのでした。

古川先生の書籍などの情報は、こちらです♩

須田泰成

須田泰成

コメディライター/プロデューサー/著述家/クリエーティブディレクター。2000年、伝説の地域寄席・経堂落語会の代表世話人を勤めた故・栃木要三氏のラーメンからから亭の経営不振を立て直すため、個人飲食店を応援する経堂系ドットコムをスタート。2009年さばのゆオープン、落語、トーク、全国の地域イベント等で知られるように。東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。工場再建のきっかけとなるなど、ソーシャルな活動も多い。本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など。
最新刊は、木の屋石巻水産の復興ノンフィクション本『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)
Twitter:@yasunarisuda
facebook:https://www.facebook.com/yasunarisuda

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