人がいる、人がつながる、長屋のような経堂の街がある

2018.11.17

osseさんのつながりで伊勢から経堂にお客さまが来た

経堂とつながる街や酒場・店

昨日は、ちょっといい話を聞いた。
夕方、すずらん通りのハルカゼ舎さんで、
来年さばのゆの棚に置くカレンダーを買いに行ったとき。

オーナーの間瀬さんが話してくれた。
「今日さあ、開店と同時に初めて見る少し年配のご夫婦が入ってきて、
いろいろ買い物をしてくれたんだけど、二人は伊勢に住んでいる人で、
近くにできた osseというカフェで経堂のこと、ハルカゼ舎のことを聞いて、
来てしまったって。ありがたいですよね」
4月まで経堂の人気店だった食堂&カフェ osse は、
故郷の伊勢に帰って、7月にスタート。


四ヶ月と少ししか経っていないのに、
もう経堂にじんわり人の縁をつなぐそんな店=存在になっているのだった。
やっぱりあの姉妹の人柄だな。
そして管理栄養士として心をこめて健康を考えてつくる料理。

ちなみにosseでは、ハルカゼ舎のオリジナル日めくりカレンダーを販売中。
これが好評なのだそう。
遠くにいるけど近所にいるような。
そんな〈つながり〉のかけがえのなさ。
伊勢参りもいいし、osse参りもいいと思った。

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須田泰成

コメディライター/プロデューサー/著述家/クリエーティブディレクター。2000年、伝説の地域寄席・経堂落語会の代表世話人を勤めた故・栃木要三氏のラーメンからから亭の経営不振を立て直すため、個人飲食店を応援する経堂系ドットコムをスタート。2009年さばのゆオープン、落語、トーク、全国の地域イベント等で知られるように。東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。工場再建のきっかけとなるなど、ソーシャルな活動も多い。本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など。
最新刊は、木の屋石巻水産の復興ノンフィクション本『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)
Twitter:@yasunarisuda
facebook:https://www.facebook.com/yasunarisuda

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