人がいる、人がつながる、長屋のような経堂の街がある

2019.1.16

さばのゆ友好姉妹酒場!久留米の「ロヂウラ酒八利」さん

経堂とつながる街や酒場・店

さばのゆの姉妹店と、うれしいことを言ってくださる
久留米の「ロヂウラ酒八利」さん。

店主の豆津橋渡さんは、実は経堂の酒場でも知られた人。
というのも、かれこれ7年ほど、久留米の日本酒やグルメのイベントを
さばのゆで開催してくださって、きはちさん、らかん茶屋さんなど、
周辺の店にも豆に顔を出してくださっていたのでした。
らかん茶屋の大将は、かねてから、こう言っていました。

「豆さんは、居酒屋をやるために生まれてきたような男」

そんな豆さんが、去年の夏、
地元・久留米に酒場「ロヂウラ酒八利」を優しく愛らしい
元パン職人の奥さまとオープン。

西鉄久留米駅から徒歩3分ほど、
一番街から明治通りアーケードに抜ける小さな路地の途中にあり、
お隣には有名な餃子の「五十番」。
実は、東京新橋の高校同窓生ノートが置いてあるので有名な居酒屋「有薫」が、
この場所からスタートしたんだそうです。
(酒八利の前の前になります)

酒もツマミも、
長年に渡り全国のおいしいものを食べ飲み歩いた
豆さんならではのセレクト感。
財布に優しい300円台がいちばん多いメニューは豊富。

石巻のクジラの生姜焼き、八戸せんべい汁、雲仙ハムのハムカツ、南部せんべいのピザ、
埼玉行田のゼリーフライなど地方の大衆グルメのテーマパーク。




割り材は、東京目黒のハイサワーは、さばのゆと同じ。

久留米には、酒屋さんが経営する角打ちはたくさんあるけど、
本格的な「立呑み」はここが初めて。

2階には宴会やイベントスペースもあるので、それも楽しみ。

ロヂウラ酒八利
久留米市東町34  0942-64-9380
定休日:木曜日 土日は13時からオープン

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須田泰成

コメディライター/プロデューサー/著述家/クリエーティブディレクター。2000年、伝説の地域寄席・経堂落語会の代表世話人を勤めた故・栃木要三氏のラーメンからから亭の経営不振を立て直すため、個人飲食店を応援する経堂系ドットコムをスタート。2009年さばのゆオープン、落語、トーク、全国の地域イベント等で知られるように。東日本大震災の津波で流された石巻の缶詰工場・木の屋石巻水産の泥まみれの缶詰を洗って売るプロジェクトは、さばのゆから全国に広まり、約27万個を販売。工場再建のきっかけとなるなど、ソーシャルな活動も多い。本業は、著述、映像・WEB制作、各種プロデュース。著書に『モンティパイソン大全』(洋泉社)、脚本・シリーズ構成に『ベイビー・フィリックス』(NHK),
『スーパー人形劇ドラムカンナの冒険』(NHK)など。
最新刊は、木の屋石巻水産の復興ノンフィクション本『蘇るサバ缶〜震災と希望と人情商店街〜』(廣済堂出版)
Twitter:@yasunarisuda
facebook:https://www.facebook.com/yasunarisuda

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